ヨガ業界に身を置いて、
フリーヨガ講師から良いも悪いも、あれこれ見てきた。

当時、
ヨガスクールの多くは“資格ビジネス”と化し、
RYT200が当たり前のように主流だった。

ヨガを伝えるなら、自己流ではなく、学ぶことが不可欠。
私自身もそのRYT200を取得した一人。

だからこそ気づけたこと、見えたものがたくさんあった。
思い返せば17〜18年前、
すでに「RYT200は飽和してる」と言われていた。


今さらじゃない。
あの頃からすでに溢れていた。

そしてここ数年は、
さらに追い打ちがかかった。

“質”が、全体的にがくんと落ちている。
これは、由々しきことだと思っている。

あの頃の私は思っていた。
日本のヨガ業界は狭く、閉じた小さな世界。
氷山の一角だけが脚光を浴びる構造。

活躍できる仕組みさえ、悪循環でできあがっているように見えた。

だからこそ──
「一人でも多くの人が、
自分のスタイルで自由に活躍できる」

そんなヨガ講師を育成したいという、
淡いけれど本気の想いが芽生えた。

約1ヶ月、自問した。
どんなスクールだったら行きたいか。
どんな学び方なら、心と体に根づくのか。
デザイナーだった頃のように、アイデアが次々と降ってきた。

土台、軸、在り方、仕組み。
すべてを自分で“デザイン”しようと決めた。
「ちょっとやってみるか」じゃ、続かない。

私は、自分の人生をかけてやると腹をくくった。
その日のことは、今でも鮮明に覚えている。
誰かが誰かのために循環していけるスクールを。

心の自立を育て、
自分の弱さに負けない強さを養う場所を!
そうして走り続けて、もうすぐ15年✨

今のYOGA HUALI Training Schoolがかたちになった。
その間も時には立ち止まり試行錯誤。

大事なのは、
15年という“数字”じゃない。

この歩んできた道のり
どんなプロセスを積み重ねてきたのか

私はそこに、
すべてが宿っていると思ってる。
これはどんな事にも言える。数字は目に映る情報
その奥を見なければ意味がない

この十数年はひとつのワンクール。
ここから先、どう進化し続けていくか。
ずっと考えてきた。

ヨガの本質を伝え、言葉を紡ぎ、
多くの人と、本気で向き合ってきた。

柔らかく、
強く、
しなやかに、

そして、大きく受けとめられる器で在りたい。
やはり最後に辿り着くのはここ。

ただ優しいだけじゃ、届かない。


表面だけをなでる共感ではなく、
本気の愛と情熱で、バサリといく。

ときにズバリと言葉を投げ、
ときに静かに待つ。

最近はリアルな経験よりも、
SNSや表層的な情報を選んで
信じる人が増えている気がする。

だからこそ問われている。

「敬う心」「学ぶ姿勢」「講師と生徒の在り方」

今は、“教わること”よりも
“奪えるもの”を探している人が多い。
(無意識の人も多い)

それでは、深くは育たない。

私は思う。

これからの時代は、ますます
“心のあり方”と“思考の質”が問われていく時代だと。

そしてそれがわからないなら、
学び直すべき時代が来ている。

私はこれからさらに、
そういう在り方を、迷わず、選び続けていく。

ここに記しておこう。


YOGA HUALI Training Schoolではオリジナル44or52時間という最後まで息切れしない受講時間でどんな方もプロへ仕上げていきます。もちろん資格取得だけにはさせない!思い描くヨガインストラクターとしての活動するスタイルで!

短期集中講座、全国出張行っております。お気軽にお問い合わせからご連絡を^_^

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胡蝶 かおり

Yoga Huali 代表。 ハワイ州にてヨカ゛の真髄を学ぶ。全米ヨガアライアンス協会認定 RYT200。独自のエッセンスでスロー&ソフトリラックスをベースに。心と身体の中からデザインし今よりももっと より良い人生をHappy!に。個々のパーソナルを大切にしながら プラーナ チャクラ ヨカ゛を伝えていきます。