
呼吸が整えば、腰がラクになる理由と実践法
■ 腰痛に「呼吸」が効くって知ってた?
腰が痛いとき、ついストレッチや湿布に頼りがち。
でも、実は【呼吸】がめちゃくちゃ大事なんです。
なぜかというと…
💡理由①:
呼吸は“インナーマッスル”とつながっている
ヨガで言う「呼吸を深める」とは、単なる深呼吸じゃなく、
“横隔膜”をしっかり使って、腹腔内圧を高めること。
腹腔内圧が適切に保たれると、
✔︎ 腰椎が安定する
✔︎ 腰周りの筋肉が過緊張せずにすむ
✔︎ 骨盤のゆがみが整いやすい
つまり、腰への負担がグンと減るのです!
💡理由②:
呼吸で「副交感神経」が優位になる
腰痛持ちの多くは、身体が常に「緊張モード」
交感神経バリバリで、筋肉もガチガチ。
ゆっくりとした腹式呼吸を続けることで、
副交感神経が優位になり、筋肉がゆるみやすくなります。
■ 今すぐできる!腰痛緩和のための呼吸法
“お腹”を使ったヨガ的呼吸
- 仰向け or 椅子に座って、背筋を軽く伸ばす
- 両手を下腹部に当てる
- 鼻から4秒吸って、お腹を“風船”のように膨らませる
- 鼻から8秒でゆっくり吐いて、お腹を薄くしていく
- これを5〜10呼吸
💡ポイントは【肩を使わないこと】【音がしないくらい静かに】
腰回りの深層筋(腹横筋・多裂筋)が活性化します◎
■ プラス1アドバイス:呼吸と一緒にやってほしいこと
①【壁を使った“骨盤リセット”ポーズ】
仰向けで両足を壁に上げる《レッグスアップ・ザ・ウォール》
✔ 骨盤を中立に戻す
✔ 下半身の血流促進
✔ 呼吸と合わせて行うと、腰痛緩和効果UP!
→ この状態でさっきの腹式呼吸やると、より効きます!
②【日常での“お腹”の使い方】
歩くとき、立つとき、座っているときも、
軽く下腹を内側に引き入れる感覚(ドローイン)を意識。
これができるようになると、
自然と“インナーマッスルで体幹を支える”状態に。
「腰を守る」日常的なベースが整っていきます。
💬 最後に…
腰痛は一時的にラクにするだけじゃ意味がない。
根本的に整えていくには、「呼吸」から見直すのがいちばんの近道。
大きく動けない日こそ、
静かに、自分の呼吸を見つめてみて。
呼吸が整うと、心も体も、軽くなる!