“書く瞑想” ジャーナリングというやさしい習慣


私たちは、日々たくさんの感情や思考と一緒に生きています。
でもそれを、ちゃんと“見つめる時間”って、意外と持てていないもの。

そんなときに寄り添ってくれるのが、「ジャーナリング」という静かな習慣です。
紙とペンさえあれば、今この瞬間の自分とまっすぐ向き合える
そんなやさしい“内側への旅”が、そこにはあります。


ジャーナリングとは?

「書く瞑想」とも言われるジャーナリング。
感じていることを、ありのまま言葉にして紙に書き出していく。ただそれだけの、とてもシンプルな行為です。

日記のようにも見えますが、目的は“記録”ではなく“気づき”。
日々の出来事よりも、「そのとき何を感じたか」「なぜそう思ったのか」という、
“感情の奥行き”を見つめていくための時間です。

最近では、ビジネスパーソンの集中力向上や、心のケアとして取り入れる企業も増えていて、
ジャーナリングの効果は、心だけでなく生き方にも深くつながっていると実感しています。


わたし自身、ジャーナリングに救われたときのこと。

昔の私は、小さなミスを引きずったり、
何気ないひと言に心をざわつかせて、自分を責めるクセがありました。

「なぜこんなに生きづらいんだろう」
「もっと自由に、もっと自分を受け入れられたら…」

そう思って始めたのが、ジャーナリング。その当時はジャーナリングという行為を知らずに書き出してたと言う。。。笑笑


感情をひとつひとつ言葉にして書いていくうちに、
“考え方の癖”や“無意識の反応”が少しずつ見えてきたのです。


  • 自分に厳しくなりすぎるのは、過去の環境が影響していたこと
  • 人の顔色をうかがいすぎるのは、怖れを手放せていなかったから

その当時、書きながら、わたしはわたしを少しずつ許していったのかもしれません。

今でこそ、これらを自然に実践してきて今、ジャーナリングだと言うことも瞑想だと言う事も学びえてきているので良くわかります。。


ジャーナリングで得られること

● 感情の整理と、自己受容

書き出すことで、心に詰まっていた感情に気づき、静かに整っていきます。

● 自己理解と気づき

何に反応しやすいか、何が嬉しいのか――
書くたびに“自分ってこうだったんだ”と、新しい発見が生まれます。

● 新しい視点と成長

とらえ方を変えるヒントが見つかると、問題が“学び”に変わっていきます。

● 行動力の芽生え

本当はどうしたい?
書くことで、自分の“望み”にピントが合い、自然と行動が整っていきます。

● 人間関係の視野も広がる

自分を深く知ることは、他人を許す力にもつながります。
「わたしも、あの人も、そういう時があるよね」
そんなふうに、視点がやわらかくなるのです。


“やり方”よりも、“やってみる”ことが大事

やり方はとても自由です。
でも、最初の一歩に迷う方のために、ポイントを少しご紹介します。


ジャーナリングのはじめ方

  • ノートとペンを用意する(お気に入りの1冊があると◎)
  • 静かな空間で、自分の呼吸に耳を傾ける
  • 5分だけ、と決めてみる
  • 目的は決めすぎなくてOK。感じていることを、そのまま書く
  • 単語でも、絵でも、問いかけでもOK
  • 書いたことを良い・悪いで判断しない
  • 「あ、ここにいたんだね」と感情に声をかけるように読み返す

1日の終わりにおすすめのテーマ

  • 今日のわたし、がんばったことは?
  • 悲しかったこと、何がそう感じさせた?
  • 今、わたしにかけてあげたい言葉は?
  • 今日の感謝をひとつだけでも
  • 明日はどんなわたしでいたい?

ジャーナリングは、“誰でもできる”セルフケア法のひとつ

特別なスキルは、何もいりません。
毎日じゃなくてもいい。きれいに書かなくてもいい。

でも、たった5分でも
「自分を大切に扱った」という実感が、
じんわりと自信とやさしさを育ててくれます。


最後に。

わたしたちは日々、外の世界を気にして生きがちですが
ほんとうは、自分の内側にこそ答えがあります。

ジャーナリングは、心の奥からの声に耳を傾け、
「いまここ」の自分を抱きしめる時間です。

どうか、あなた自身の言葉で、あなた自身を包み込むような、
そんな時間を日々の中に持ってあげてください。

YOGA HUALIは、
あなたがあなたに戻る瞬間を、いつでも応援しています。

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胡蝶 かおり

Yoga Huali 代表。 ハワイ州にてヨカ゛の真髄を学ぶ。全米ヨガアライアンス協会認定 RYT200。独自のエッセンスでスロー&ソフトリラックスをベースに。心と身体の中からデザインし今よりももっと より良い人生をHappy!に。個々のパーソナルを大切にしながら プラーナ チャクラ ヨカ゛を伝えていきます。